北里大学病院看護部デジタルパンフレット
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1351. 医師・薬剤師との協働(ベッドサイドにて) 2. 災害派遣医療チーム DMAT 3. ドクターカー 4. 多職種カンファレンス 5. 総合手術センター12北里の看護職は、これらの役割を認識し、北里大学病院の理念である「患者中心の医療」「共に創りだす医療」の実現に向け、それぞれがおかれた立場でチーム医療に貢献しています。チーム医療における役割トータルサポートセンターは、患者さんの状態に合わせて適切な時期に患者さんやご家族が必要とする支援へとつなげる役割を担っています。主治医の方針のもと、入院中であれば入院時より退院へ向けて病棟看護師や多部署と連携し、外来通院中であれば外来看護師と情報共有しながら、患者さんが希望する療養環境についてご家族と共に話し合い、住み慣れた地域で生活していくために必要な在宅サービス等を調整します。いずれも患者さんやご家族の意思決定支援が重要であり、生活していくために患者さんが大切にしている思いを地域の関係者と共有し、在宅療養など患者さんが思い描く退院後の在り方、希望が叶うよう支援しています。印象的なエピソード補助人工心臓を植込み、在宅で心臓移植待機をしている患者さんが、訪問看護とリハビリを利用していました。補助人工心臓は些細なトラブルで合併症の発症や心停止に直結するリスクがあるため、自宅で安全な管理ができるよう医療職から指導を受ける必要があります。さらにこの患者さんは片麻痺があり日常生活の介護も必要でした。患者さんとご家族は移植後の生活を見据え、ADLが低下しないようリハビリの回数を増やすことを希望し、新たな訪問看護ステーションを探すことになりました。療養生活が患者さんとご家族の望むような形に少しでも近づくよう、補助人工心臓チームと連携し、新たな訪問看護ステーションへ補助人工心臓の知識やリスクの共有がなされるよう調整しました。チームが同じ方向で各々の役割を発揮したことで、患者さんは希望する新たな環境に移行することができ、チーム医療による成果を感じました。チーム医療の中の看護職の役割VOICEジェネラリスト トータルサポートセンター所属患者さんが思い描く生活を支援する看護職は24時間、365日患者の側にいる。患者の生活における疾病の意味を一番知っているのは、看護職である。看護職には、患者・家族の思い・気持ち・意思決定を支えるために医療チームをつなぐ役割がある。看護職が他の医療職、看護チームを患者のためにコーディネートできるかどうかで最善の医療が実施できるかが決まる。看護職は、チーム医療のキーパーソンである。

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